政府指定申請フォームとは?
パートナービザ申請時に提出するフォームで「Application for migration to Australia by a partner」という名前の書類です。基本的な情報から細かい情報まで根掘り葉掘り聞かれます。このフォームに書いたことが後に提出する書類と内容が異なっていたりすると移民局の審査官に怪しまれる原因になるので慎重に入力を進めていくのが◎ 因みに私たちの場合は30ページになりました…。
一度で全て入力する必要はなく、作業途中で保存することができますよ。何回かに分けて進めるのがおすすめ。
申請フォームの内容
気になるのは申請フォームで何を聞かれるのかということ。
まずはCurrent locationで申請者は現在オーストラリア国外かどうかを聞かれるのでSubclasses 820 and 801を申請する場合は「No」に。
Primary applicant
Applicant(申請者)の基本情報を入力します。
- Passport details…名前やパスポートNo.などの情報。
※有効期限が6ヶ月以上あること。期限が近い場合は要注意! - National identity card…これは国民識別カードと呼ばれ、日本ではマイナンバーに当たります。
- Place of birth…出生地
- Relationship status…De Facto (事実婚)
- Date relationship began…付き合い始めた日
- Other identity documents…日本の運転免許証など
Contact details
- Residential address…オーストラリアでの住所
- 電話番号・メールアドレス
- Contact details for second stage permanent visa…第2段階の永住ビザに関する連絡先
※申請途中に引越しをした場合は情報のアップデートを忘れずに!申請時の住所に2人が住んでいないとなると2人は別れたと審査官は判断します。 - Authorised recipient…本来であれば申請者に直接送付される書面を、申請者が権限を与えた別の人に送付することができます。
「Yes」と答え、スポンサーである彼の情報を入力しました。これにより移民局から来る連絡は全て彼に届きます。
Applicant(申請者)の時とほとんど同じ質問内容!
Relationship
- Relationship status…De Facto(事実婚)
- Date committed de facto relationship began…事実婚の関係が始まった日
- Have the applicant and the sponsor met in person (if met on the internet only, select No)?…申請者とスポンサーは実際に会ったことがあるか?(インターネット上で会っただけの場合は「No」を選択)
恐らくほとんどの人は「Yes」だと思いますが、こんな項目があるなんて時代ですね…。
- Date applicant and sponsor first met…2人が初めて会った日
- Location of first meeting…2人が初めて会った場所
- Date applicant and sponsor committed to a shared life together to the exclusion of all others…申請者とスポンサーが生活を共にすることを約束した日
- Has the applicant lived separately and apart from the sponsor for any periods of time since committing to a shared life together to the exclusion of all others?…申請者はスポンサーと生活を共にすることを約束してから別居した期間があるか?
日本に一時帰国した時のことを書きました!
Relationship details
ここからは申請者とスポンサーの関係の詳細を文章で書く必要があります。長くなればなるほどページ数が多くなりますよ。
- Give details of the financial aspects of the relationship…2人の財政面について
- Give details of the nature of the household…家事における2人の役割について
- Give details of the social aspects of the relationship…2人の社会的関係について
- Give details of the nature of the commitment the applicant and the sponsor have to each other…2人のこれまでの意思やこれからの展望
- Give details of the development of the relationship between the applicant and the sponsor…2人の関係がどのように発展していったか
Supporting witnesses
申請者とスポンサーの関係を証明する2人の証人の詳細を入力します。(Form888を依頼する人の情報)
名前、生年月日、申請者との関係、職業、知り合ってどのくらいか、住所、電話番号、メールアドレスなど。
私たちは3人にForm888を依頼しました!
軍事/準軍事訓練を受けたことがある場合は詳細を説明する必要あり。
- Partner visa declarations…申請者とスポンサーの関係が破綻した場合はすぐに連絡すること、虚偽または誤解を招くような情報を提供しないことなど。全て「Yes」と答える。
- Declarations…このフォームおよび添付ファイルには、すべての詳細について完全かつ正確な情報を提供した、などの宣言。全て「Yes」と答える。
ビザ付与後に文書が不正であることが判明した場合、または情報が正しくない場合はビザをキャンセルされる場合があります。
私は日本から運転免許証・戸籍謄本・マイナンバーを持ってきました。オーストラリアでは使いませんが、NAATIに翻訳を依頼すると立派なIDになりますよ。