パートナービザ申請に必須!出入国記録(海外渡航履歴)の開示請求方法

2020年2月28日
2021年9月12日
#Partner Visa
パートナービザ | 出入国記録 パスポート
パートナービザを申請するにあたって過去10年分の海外渡航履歴を書く必要があります。昔はパスポートにスタンプが押されていたので、いつどこへ行ったか履歴を簡単に調べることができましたが、最近は顔認証ゲートに切り替わっている国が多く、海外へ行ってもスタンプは押されません。メールや写真を見ながら10年分の記憶を遡るなんて気が遠くなりそう…。でも大丈夫!法務省に開示請求すると簡単に出入国記録を調べることができますよ!

今回は郵送による出入国記録の開示請求方法についてご紹介します。

どんな情報が分かるのか?

出国港・降機地・出国年月日・帰国港・乗機地・帰国年月日・航空機便名

…など、ビザ申請作業に役立ちそうな情報がずらり。

対象期間

開示請求に必要な書類

①保有個人情報開示請求書

自分で日付を設定する場合は1973年4月1日以降~請求日現在までのみ開示可能です。また1990年以前の記録については調べるのに時間が掛かるみたいなので余裕をもって請求するのが◎

婚姻等により名前を変更したことがある場合は変更前の名前を記入し、更に戸籍抄本などが必要。

出入国記録 | 保有個人情報開示請求書

保有個人情報開示請求書

②本人確認書類

③封筒×2

④切手×2

書類の送付先

掛かった費用

合計 908円

法律により開示請求があった日から30日以内に開示されるようです。

出入国在留管理庁から電話が掛かってきた!(追記:2020年3月)

保有個人情報開示請求書に記載した本籍と過去のパスポートに記載されていた本籍が違ったようで、確認の電話がありました。

本籍を変更したことのある方は、開示請求書別紙の【その他参考事項】に書いておくと良いかもしれません。(※3)

もし書くのを忘れてしまっても過去のパスポートに記載されている本籍を確認しておくとスムーズに電話対応ができますね!

私はオーストラリアから日本へ一時帰国中に開示請求をしたのですが、まさか電話が掛かってくるとは思ってもみなかったのでびっくりしました。日本にいる時で良かったな…。

開示請求ができるのは本人、もしくは法定代理人(本人が未成年者または成年被後見人の場合)のどちらかに限られています。任意代理人による請求はできないので注意!

投函後、3週間で届きました!(追記:2020年3月)

私はパスポートを取得してから今までの約20年分を全部開示請求し、5枚の書類が返ってきました。ヨーロッパ・アジア・オセアニア…。結構あちこち行ったな~と懐かしくなりました。ビザ申請の入力作業がとても楽になったので申請して良かったです!

他国から他国への出入国は記録されていないので注意。日本の出入国記録のみが書かれています。

まとめ

ビザ申請の為だけでなく、海外旅行が好きな方、海外出張が多い方などは自分の記録・記念として開示請求をしてみるのもいいですね。

住民票を取りに行くのが少し面倒でしたが、その他のものは簡単に入手できるので興味のある方は開示請求してみてはいかがでしょうか?

実際に開示請求される場合は出入国在留管理庁HPの最新情報をご確認下さい。

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